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いったい何の本でしょう?「わたしは・・・」

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菅原です。
こちらの写真、ある本の表紙ドアップです。
何について書かれた本でしょう?
やや煽情的なタイトルですね。

ここでググったりアマゾンを調べたりしたくなる欲求をぐっとこらえ、想像を働かせてみてください。

・・・
・・・
ご自分なりに「こんなことが書かれているのだろうな」と予想を立てたら、以下へ進みましょう。

少し寄りが緩くなりました。
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「あなたの価値は・・・」とあります。
まだまだ煽情的。
私は売られてしまうのでしょうか?ドナドナ。。。

さらに全容解明に進みます。

表紙全景。

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結構、内容がわかってきましたね。

ここで当初の予想と合ってた方、どのくらいいるんでしょうか?

でもわからない部分がたくさんまだあるような気がします。
「数式」で価値が決まる、って、どういうことなのでしょう?
最近の体重計はBMIが出たりして体脂肪率やら水分率やらいろいろ出たりします。
そういうものでしょうか?
あるいは、A5和牛を決める評価みたいに、人間も何らかで判断されて売られてしまうのでしょうか?ドナドナ。。。

はい、
帯もついた表紙全景です。

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これでやっと安心できました。
「人材評価のこと」でしたね!

面白いのが、
「ファイナンスの超プロ」が書かれている、という部分でしょうか。
人材系・HR系のお仕事の方が書かれている、こういった自己啓発やビジネス系の本はたくさんありますが、異分野からの論者はあまりいない気もします。
「音大卒」は武器になる」という本もありますが、なかなか珍しい気がします。

裏表紙側の帯です。
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ここで面白いなーと思ったのは、
「キャッシュ」や実績に明確は判断基準を持っている点ですね。
さすがにファイナンス。
「夢」とかふんわりしたものではないんです。
もちろん夢も大切です。夢を形にして数値にして実際に動くものにしてゆくことが本当に大事だし、人に対する信頼は結局それでしょ的な意思が明確に受け取れます(←帯を見ただけで言ってます、中身は未読)。

で、
この本の場合で、結局「本の表紙デザインは、いまや帯も含めた全体の総合力で内容を頑張って伝えようとしている」ということですね。
この本だと、書店さんで並べる場合、平積みだとよくわかりやすいと思います。
全体的に白ベースのデザインでキレイですし。
ただ、棚に入ってしまうと、背表紙だけだとわかりにくいかもしれません。

書店さんで棚に入っている本は、ロングセラー、ベストセラー的なものが多いといいます。
本屋さんが絶対に在庫を切らせたくないとしている本とも聞いたことがあります。
星野リゾートの教科書」でもそんなことが書かれていました。
とてもいい本な雰囲気はしますので、次回にはサブタイトルなどがより的確になるとよいのでしょうか。

著者の野口真人さんは、企業のM&Aなどの場面で活躍される企業価値評価のスペシャリストで日本の第一人者です。
少しななめ読みしたところ、とても平易でわかりやすい文章で書かれていて、ぐいぐい読み進めそうです。
というわけで読んでゆきます。

読み終わったら「ホンの無料プレゼント」に出すかもしれません。