スタッフブログ

図書館への古本寄贈について、整理してみました。

夏の犬

菅原です。
夏真っ盛りですね。
全国各地で連日30度以上の真夏日ならぬ酷暑日が続いているようですね。
皆さん体調管理など大丈夫でしょうか?
こんな日は涼しい室内で読書などをするのがいいのですが、お仕事がある方はそうもいきませんね。

子供たちも夏休み。
お父さんお母さんたちも、夏の家族旅行や宿題の手伝いやらでお忙しいことと思います。
大きくなって自分で遊べる子供たちは、お友達とつるんで公園やらお友達のおうちやらでエンジョイしていることと思います。
当店のお母さんスタッフ(男の子二人あり)に「夏休み、お子さんはどうしているのですか?」と聞いたところ、「学校のプールいったり友達と遊びに行ってます」ということでした。
「ごはんはどうしているのですか?」の問いには、「自分で好きな物食べなさい」と少しのお金を預けてくるそうです。
子供にとっては、自分で選ぶのも楽しみですよね。お母さんにとっても、火を使ったりなどの心配ご無用ですし。

また、まだまだ自分で外出できない小さいお子様の親御さんたちはなかなか大変だと思います。
ずっと家の中でも子供たちも窮屈ですし。
お散歩や外出も、こう暑いとなかなか大変です。
当店の近所の公園では、子供の水浴び用のシャワーがあって夏に解禁されます。
ちょうど先日寄ってみたところ、小さな子供たちが水と戯れて大はしゃぎ。
水着で来ている子やそのまま服のまま水浸しの子もいろいろいました。
大人もついやりたくなりますね。

子ども水遊び

ところで、夏は何となく図書館を思い出したりしませんか?
なぜなんでしょうか?
個人的経験から類推すると、夏休みはよく近所の図書館に通っていたからかもしれません。
涼しいし、本も沢山あって読めるし、昼寝もできるし。(良い子の皆さんは、昼寝だけは真似してはいけません。)
今思い出してみれば、昼寝がメインでした。ガードマンの方に起こされたりしてダメな利用者でした。。。
昼寝

さて話題はもどって、図書館と古本にまつわる話です。
お客様から「査定のつかなかった本は、図書館などに寄付して下さい」とご要望を頂くことがございます。
そうなんです。もったいないですよね、まだ読めるのにもったいないんです。
今まではそこまではなかなか対応できていなかったのですが、改めまして「やってみたらどうなのか?」ということで、調べて見ました。

図書館


まずは、当店のある東京都文京区。
文京区立図書館のサイトを見てみます。

「受付できない資料」として、受付基準が明確に示されています。

文京区立図書館_図書寄贈について150727

このようにきちんと決めておくのはとても良いことですね。
図書館で働かれている方々もとてもお忙しい中でやられていることだと思いますし、このような共有できる基準があることでお互いにいいと思います。
寄贈したい方々にとっては、本を選別してから本を図書館まで持ってゆけばいいですし、図書館側も所蔵本が増えすぎてしまうことなどを防止することもできるのでしょう。

文京区の図書館では、『予約の多い本については、積極的に寄贈を募っています。』ということなので、どんな本があるのか見てみました。

文京区立図書館 予約ベスト

利用者サービス:ベストオーダ_文京区立図書館

さすがに、
話題の本ばかりです。
芥川賞の「火花」もあります。(2015/7/27現在)
こちらのリストに載っている本はどちらも、当店でも売れ筋ばかり。
査定をしっかりお付け出来ている本ばかりです。

他の自治体の例として、東京都目黒区です。

目黒区立図書館のサイトに、「寄贈のお願い」というページがあります。

寄贈のお願い  目黒区立図書館150727-02

文京区とほぼ同様の基準ですね。
図書館さんの事情もなかなかそれぞれあるようです。

本棚お助け隊では、査定をおつけできない本は痛みが強かったり古かったりすることが主なものですが、
そういったものは古紙リサイクルで再処理となったり、
またまた、
子供たちにプレゼントしたり(小学校へ行ってきました!)、
OSAGARI絵本でのイベントに参加の子供たちに絵本をプレゼントしたりして、全ての本を有効活用させて頂いております。

【「オノマトペ絵本」イベントに参加してきました! ~後編~】後半は、いよいよ創作タイムです。席に移動すると、未完成の「オノマトペ絵本」と創作キットが置かれています。イラストレーターの新谷麻佐子さんが描き下ろしたくまさんが、オノマトペを探…

Posted by OSAGARI絵本 on 2015年7月7日

当店でも、お客様のお手間を省く一助になればと考え、査定対象の基準を設けましてお伝えさせて頂いております。
(「買取できるモノ・買取できないモノ」ページ)

一方で、お客様によっては、選別する手間暇が大変!という方ももちろんいらっしゃると思います。
そういった場合は、ご希望品をそのまま送っていただいても大丈夫です。
当店にて選別させて頂き、査定をさせて頂きます。
受入自体が難しい古本、品物もございますが、迷われたらお気軽に当店スタッフにお尋ねくださいませ。

夏の暑いさなかに、本の選別作業はなかなか大変なものです。
お困りの場合はぜひ当店スタッフにご相談下さい!