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池井戸潤の最新刊「陸王」に出てくるような、足袋感覚のランニングシューズでマラソンに出てみたい。。

ところで、買っちゃいましたよ。池井戸潤の最新刊。
陸王 (集英社文芸単行本)
陸王」。

陸王と聞くとバイクを思い出す人もいますでしょうか。
陸王Rikuo_RQ750_1957
(By Troyce at the English language Wikipedia, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4534543)
かつて日本のハーレーとして作られていたバイクです。

話は小説へ戻します。
池井戸氏は、「日本のお父さんたち(お母さんたちも含む。みんな含む。)はお仕事頑張ってるんだぞ小説」の第一人者ですね。
池井戸さんの書くものは、忌野清志郎さんの「パパの歌」をほうふつとさせるストーリーばかりです。
「昼間のぉパパーわぁー、ちょっとーちがーうー、(中略)昼間のぉパパーわぁー、光ってるぅー!」ってやつです。
小説は、埼玉県行田市の足袋メーカーがランニングシューズを作る、というストーリーです。
行田市は、小説にもありますがかつて足袋の街として栄えたところ。
たびと暮らしの博物館」もある。
たびと暮らしの博物館
(出典:たびと暮らしの博物館)
牧野本店という、当時の行田を代表する足袋やさんの工場が転用された施設です。

小説は、さすがのイケイドストーリー、面白いです。
斜陽の足袋会社の社長が、ビブラム社のスニーカー「ファイブフィンガーズ」を見て、新製品開発を頑張り始めます。これ以上はネタバレになるので控えます。
ファイブフィンガーズはこれ。↓

vibram fivefingers ビブラム ファイブフィンガーズ Men's 16M0701 Blue/Black (M42(27.3cm), Blue/Black)

足袋のかたちをしたシューズをみつけました

行田に足袋メーカーさんの「きねや足袋」さんがあります。
こちらの足袋は、通販でも販売されています。(楽天市場「足袋屋さん」)

で、きねやさんのサイトで見つけて即買いしたのが、なんとこちら。↓

無敵ランニングタビはいてみた

うほほーい、です。
もう履いてます。

ランニング足袋MUTEKI 開封の儀

まずは外観。箱のロゴデザインもかっこいいです。
これがまさか足袋とは思わないです。足袋じゃないですけどね、ランニング足袋。
無敵_外箱トップ

横面です。結構薄いです。このデザインもいいですね。
ランニングタビ無敵_横面

開けてみました。取説もあります。今回はブルーのタイプを買いました。
ランニングタビ無敵陸王_開けてみた

これで中身は全部です。
ランニングタビ無敵_中身

「KINEYA」と入ったヒールテープ。なかなかかっこいい。
無敵キネヤロゴテープかっこいい

ソールです。
足袋ですね、まさしく。地下足袋。そういえば、最近、とび職の地下足袋って少なくなったような。。だからのこの商品開発なのですが。
全て手作りだそうです。
無敵タビのソール

取説がしっかりあります。
靴に取説って、珍しいですよね。
無敵ランニングタビ_取説

お。姿勢の図。
無敵取説_姿勢の図

つま先立ちで走るようにするのが正しい履き方、使い方です。
これは良いです。
差別化がはっきりしていますね。
ほかのシューズといずれ競合しませんし、目的買いのご購入者ばかりでしょうから、とても役立つ情報です。
無敵取説_ランニング姿勢

これまで約3時間履いてますが、快適です。
無敵タビ_動いて2-1

履いてみた感想

●サイズの具合について
ぴっちりサイズがお勧めです。足袋なので。
私は普段27.5センチですが、こちらの無敵は27センチを買って正解。
着物などの和装慣れしている方なら足袋はぴっちりなのが慣れていると思いますが、不慣れな場合は最初、指の股(親指と人差し指の間)が痛くなるかもしれません。

●歩いたりしてみた感想
ソールが薄い分、地面がダイレクトに感じられます。
地下足袋って、とび職の方なんかが履いているようですが、なるほどな、ですね。足の裏の感覚が鋭敏になりますね。
青竹踏み要らずです。
つま先立ち推奨なので、最初はふくらはぎがきついかもしれません。ただ重心をうまく持てるようになると楽になります。

と、以上、日本が誇るきねや足袋株式会社の新製品、ランニング足袋「MUTEKI 無敵」のレビューでした。

地下足袋にも猛烈に興味出てきました。。

無敵ランニング+小説陸王

ランニング足袋と小説「陸王」が欲しくなった方へ

●きねや足袋の楽天オフィシャル通販ページ。
伝統ミシンと職人の匠技が造り出すこだわりの足袋「足袋屋さん

こちらがランニング足袋、無敵。

ランニング足袋MUTEKI -メンズ-
価格:5400円(税込、送料別)

池井戸潤の「陸王」はこちら。まだ出たばっかりです。

いきなり買うのはちょっと。。。という方には無料の試し読み版もあります。

足袋といえば寺内貫太郎一家の小林亜星の足袋やさんもありますのでよろしければどうぞ。