しかし何やってんだか、な写真です。
いくしゅんさんの「いくしゅん ですよねー」という写真集。
脱力系写真集です。
このジャンルといえば、「未来ちゃん」の川島小鳥さんや
梅佳代さんらが活躍の中心で他にはあまり写真家の存在は知らされておりませんでした(私にとって)。
「脱力系写真」ってジャンルはあるのでしょうか、果たして。
ジャンルを最初に切り開いた人は未踏の荒野だったと思われますが、それが面白いのなんの。
一見簡単に撮れそうな写真であることも人気があるのかもしれません。
実際にはおそらく、タイミングをじっくりと待つ、引き出すようなことが必要で、それができるのが写真家の力量であるのではと想像します。
先駆者はやはりアラーキーこと荒木経惟さんなのでしょうか。
子どもと動物って、写真を撮るには格好の題材だったりします。
予期しない動きをしたりとぼけていたりするところが。
それを待てるか、いつも探せているか、なんですよね、きっと素人とプロの違いは。
発行の「青幻舎」は、360度に開く本?を作ったり(「360°本というのを知っていますか?」)、懐かしのパラパラマンガを本気で作って発売したりしていてとても面白いものを出されている出版社で要注目です。
何はともあれ、まずはカメラがないと始まらないですね。
このカメラがめちゃいいらしいので、なんとか購入資金を貯めて挑んでゆきたいと思います。