昨日3月14日は、「寝台特急あけぼの」のラスト・ランでした。
このあけぼのにカバンいっぱいの夢を乗せて、
また、時に失望しながら、
何度、上野と羽後本荘を往復したことでしょう。
大学受験のため、一人で夜中に列車に乗り込み、
母のおにぎりを食べてから眠りについたこと。
2年時の冬、父の末期がんを知らされたときは、
2段ベッドのカーテンの中で、声を殺して泣いたこと。
社会人になって、会社の友達を実家に連れて行ったときも、
やっぱりこのあけぼの。もちろん、手にはワンカップ!
あのブルーの列車の中に、
たくさん、たくさん思い出が詰まっています。
最終列車出発の際には、鉄道マニアの方や、
私のようにあけぼのにお世話になった人、
本当に沢山の人がホームで見送ったとのニュースを見ました。
思い出に、もう一度あけぼのが走る姿を見たいと思い、
本棚お助け隊のDVD在庫を確認してみましたが、
残念、ありませんでした:sob:
しかし、こうして見てみると、
特急や新幹線のデザインって、
それぞれキャラが立っていて(?)面白いですね。
最近、大量にシリーズものの鉄道系DVDを
買取らせていただいたのですが、
ジャケットをパラパラ見るつもりが、
裏の説明文が意外に面白く、読み入ってしまいました。
乗車日やその日のお天気まで詳しく書かれていて、
「一緒に乗ったつもり」になれてしまうという。
あー、鉄道旅行したいなあ:handbag:
くま子:bear: