当サイトで最も好評のコーナーです。
途絶えると「どうしたの?」「まだですか?」とお声を頂くように。。おかげさまで好評です。
最近私、プレゼント本捻出のために読書するようになってきております。。
では!
今回は、もうタイトルで発表しましたが、ビッグタイトル2冊をいっちゃいます。
しかし、上の写真、お二人とも顔力ありますな。。
ちなみに、お知らせですが、
ご応募方法は一番下のほう↓↓にあります!
「冒険歌手 珍・世界最悪の旅」
この本は、例の禁断の書評サイト「HONZ」で話題(「HONZイチオシ伝説の再来」)になっていたので即買い!アマゾンでポチりました。
普段の読書では、「ななめ読み」が多い私ですが、久々に一言一句、丁寧に読みました。
だって面白いんだもの!
中学生時代、椎名誠の本は古本屋に売ってるだけ、本屋さんで立ち読みできるだけ(←買えって)、図書館にあるだけ全て読みつくした菅原でしたが、椎名氏主宰「本の雑誌」は大学時代ぐらいまでの熱心な読者(←これを活字中毒患者という)で椎名教信者でございましたが、椎名氏の本以来です、こんなに一文字ひともじ拾って読んだのは。
しかし、この本は紹介が書きづらい。
面白いのでたくさんネタはあるのですが、いろいろなところで書評されまくってしまっています。ネタは拾いつくされている感があります。
ググるのがご面倒な方に簡単に紹介しますと、著者の峠さんは、本職はプロの歌手です。女性です(峠さんWEBサイトへ)。そんな30代の人がある日、冒険募集の広告を見て思い立ってしまうというハチャメチャさです。
この本のことを思い出すと、思い出し笑いでニヤニヤしちゃうのですよ。
私のように興奮している人はほかにいないものかと探してみたら、
出版元の「山と渓谷社」。
発売時のプレスリリースページを見てみましたが、ちょっと上ずっていますね。w
「命がけだから面白い。抱腹絶倒!ニューギニア探検記 『冒険歌手 珍・世界最悪の旅』(峠恵子著)9月18日発売!」
この本、実はプレゼントにしようかどうか、結構迷っておりました。苦節約1か月ぐらい。
だって面白いのだもの!
なんか妙な愛着がわきました。でもまた買えばいいさね!
ところで、この本は、解説から読み始めました。あまりに面白すぎそうな本や、内容が多岐に渡ってそうな本なんかは、解説やあとがき、目次なぞに最初ざっと目を通して、おおよそのポイントをチェックしてみたり読書計画を考えてみたりしてから読み始めるのが菅原の常です。
で、解説もいきなり面白い!
いきなり違う本の話から入る、というバーリトゥードぶり。
どこから読んでよいものかしばし考えましたが、解説を読んだ後は、わーっと挿入写真や絵を見てから、初めから丁寧に読み進めることとしたのでした。
著者の峠さん一行が冒険をされた時期にも、改めてびっくりしました。
つい15年ぐらい前の話なんですよね、ホウ。
未開の土地へ探検!というと、もうだいぶ昔のように思えるんですけども。
東南アジアのみならず世界中どこへも普通に旅行できていた時代だし、バンコクのスカイトレインなぞとっくに開通(1999年開通)していたころだし。
最近な感じで、秘境といえば温泉の枕詞になっているぐらいな、もうそんな時代なわけです、すでに。
そんな頃に。小さなヨットで、ニューギニアに渡り、現地ですったもんだしながら川を上ったり山を登ったりしていた人がいたという。
その時代でも、まだ未開の地、というのが地球上にあるというのも、とてもびっくりな話です。
未開の土地への冒険譚、と聞いたから、せいぜいドル360円時代ぐらいまでは遡るのかな、と勝手な想像をしておりました。
(1949年–1971年8月 360円固定レートの時代。Wikipedia参照)
なお私、この本の底本「ニューギニア水平垂直航海記 (小学館文庫)」も持っております。
以下証拠写真↓。
これはあげない。w
アマゾンで安く売ってるので買うべしです。
こちらの底本には、写真がより多く乗っています。そのためなんとなく親近感が強いんですが、新版はあえて写真を少なくしたのかも。
話の力が強いから、引き込む力を活かしたのかな。新版のほうがキテレツ感、抱腹絶倒感が強く感じます。
ちなみに著者近影の比較も時間の流れを感じ楽しい比較のひとつです。
次です。
「十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争」です。
習近平氏の表紙が鮮烈でこれですべてを物語っているようにも思えてしまいますが、読み進めるとなかなかこれも、一言一句漏らさずな面白さです。歴代の権力者が次々と登場します。まずここが結構面白い。
毛沢東から始まり、鄧小平、江沢民、胡錦濤、そして習近平へ繋がる権力をめぐる歴史がよくわかります。
大きな中国で権力の座を手に入れるのは、文字通り死闘というべき権力闘争があるのですね。
目下、大河ドラマの「真田丸」が大人気なようですが、日本の戦国・国盗り絵巻と負けずとも劣らず、凄まじい知略・謀略が表と裏と駆け巡る様子が描かれています。現代は戦国の世と違い、実際に武力を使って何かをするのはご法度なわけで、もう情報戦、心理戦ですよね。
彼の大陸は三国志などの昔から一貫して権力闘争の歴史なのだなあと再認識しました。
いろいろな報道される内容を見ると、ニュースになるまでに様々なことが渦巻いているのだろうなと、ニュースの内容自体も何かの動きの一つなのだろうなと想像してしまいます。
また、この本はリーダーシップの本としても読めます。
李克強氏を凌いで習近平氏は総書記となったわけですが、「頭脳明晰な党員はいくらでもいる」中で、「最高指導者にとって最も重要なのは(中略)『団結力』」で、「習近平は、引退した高官宅をまめに慰問し、部下の意見にもじっくり耳を傾けてきた。この能力において習よりたけた人物はいない」と最高幹部の言葉もあり、ホウーと思います。(238ぺージ)
この本が朝日新聞の記者さんが書かれているというのも面白いポイントです。
以上、
世界に唯一無二な人を扱った2冊でした!
★★★ご応募方法について★★★
★今回も、もちろん「無料」です!
送料なども一切頂きません。
★ご応募方法
ご応募方法はカンタン!
以下のフォームからご応募下さい。
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★ご応募締切
2016年3月13日(日)
→ご当選発表は、3月16日ごろを予定しています。
ご当選者には個別にご連絡を差し上げます。
プレゼントの発送は順次行います。
今回も皆様からの多数の御応募をお待ちしております!