古本や古書、CDやDVDなどの買い取り価格は、定価の10~20%が相場、といわれることがありますが、ほんとうでしょうか。
じつは、古本の価格に定価はほとんど関係がありません。
古本の相場価格(市場価格)は、
<新旧および状態/市場にある数/ほしい人の数>できまります。
お客様から、
「えっ、そんなに安いの?」といわれるもののほとんどは、
少し前に人気のタイトルで、すでに市場にお品物があふれており、
人気のピークをすぎたことで、求める方が少なくなりつつある古本だったりします。
「思いのほか高く売れた」といわれるときは、
出回った数が少なく、一定のニーズが持続しているものなどです。
非常に少ない例ですが、
定価1000円の本が、古本では数千円以上で売買されることもあります。