カボチャって、カンボジア伝来だからカボチャ、って知ってましたか?
本棚お助け隊 菅原でございます。
かぼちゃの収穫真っ盛りです。
八百屋さんの店頭では、普段メキシコやアルゼンチン産に押されがちな国産のカボチャが並んでいます。
輸入モノももちろんおいしいですよ。
私、カボチャ、大好きです。
好きな要素は、美味しい、甘い。
簡単に料理できる。
切ってチンしただけで食べれます。
お勧めは牛乳で煮るポタージュ。
ざくざくとカボチャを切って牛乳をどばどば入れて煮るだけ。
柔らかくなったら少し塩をして、ミキサーでとろとろに。
甘くておいしいカボチャスープの出来上がりです。
失敗なし。
絵本の良さって、純粋に「絵の良さ」と「話の良さ」かな、と思っています。
純に「いいね」と思えるのが好きですね。
この絵本も、カボチャの話です。
ぐりとぐらが畑を作っていて、「こんどはかぼちゃをつくろう」と言います。
そんなところへ、かぼちゃを背負ったすみれちゃんがやってくる。
突然なんですよ、すみれちゃん。。
ぐりとぐらと、すみれちゃんが知り合いなのかどうかはわからない。
3人(1人と2匹?)は、かぼちゃを割るのに格闘したりして。
かぼちゃが割れたら、料理を始めます。
できた料理は、
「かぼちゃのぺちゃぺちゃに、ぺたぺたやき、
かぼちゃプリン、かりんとう、
かぼちゃコロッケ、かぼちゃドーナツ、
むしパン、かぼちゃせんべい」。
絵と見比べてみます。
「かぼちゃのぺちゃぺちゃ」は、たぶん、蒸したりしたかぼちゃをつぶしたもの。
「ぺたぺた焼き」は、たぶん、スライスしたかぼちゃのグリルか何か。
どれもおいしそう。
みんなでおなかいっぱいになって。
ぐりとぐらは、かぼちゃの種を畑に埋めて、話は終わります。
ひたすら、かぼちゃ愛。
作者の中川さんや絵の山脇さんはカボチャ好きなんだろうなー、と思います。
言わずもがなロングセラーですが、このシンプルな良さがいいのでしょうね。